理工学部理工学科機械工学プログラム研究内容
・親水性エラストマを用いた防水軸シールの開発
水中で回転機構や往復運動機構を実装するためには，水の侵入を防ぐシール（密封部品）が必要です．密封性能と低摩擦ロスを両立させるため，親水性エラストマをシールリップ材料に用いることで水潤滑の促進を図っています．
・セルロースナノファイバ（CNF）を用いた親水性エラストマの繊維強化
親水性エラストマを母材として，親水性の強化繊維であるセルロースナノファイバ（CNF）を配合することで，母材の摩擦特性上のメリットを活かしつつ，機械的強度の向上を目指しています．
・酸化グラフェンを添加した水溶性切削液の評価
酸化グラフェンを添加剤として切削液の潤滑性・摩擦特性について評価しています．
・ウォータジェットを利用した小規模加工装置の開発
低出力小型のウォータジェット加工装置を開発し，ソフトマテリアルの加工を目指しています．
・高摩擦位置保持型リングチューブ式止水プラグの研究開発（共同研究＿株式会社ホーシン様）
・ホース継手の形状および機能性に関する研究開発（共同研究＿東興ジオテック株式会社様）
共同研究などお気軽にご相談ください．
大分大学産学連携推進機構のホームページ内 大分大学研究シーズ集もご覧ください。