窓から空気が流入する場合の換気の様子.部屋の左側(ドア側)で空気が大きく循環し,粒子が滞留する様子が確認できる.
ドアから空気が流入する場合の換気の様子.部屋の右側(窓側)で強く空気が循環する様子を見ることができる.この場合も換気開始から5分(300[s])以上の時間が経過しても部屋の中に多くの粒子が残存していることがわかる.
床面滑りなし条件での解析結果(窓から流入).粒子排出の大まかなふるまいは上のケースと同様だが,床面近傍の境界層(流れが遅い領域)のために流れ場の構造がより複雑になっている.
床面滑りなし条件での解析結果(ドアから流入).この場合もドア近傍の粒子は急速に窓から排出されるが,部屋の右側には多くの粒子が滞留するようすが観察される.