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ドリルやリーマなどのボーリング加工では,加工時に振動が発生し, 加工穴が多角形状に変形することで,加工精度が著しく低下します。 図は,BTA深穴加工時に発生した穴の断面形状です。 5角形に変形しているのがわかります。 本研究では,時間遅れを伴う自励振動として理論解析および数値計算を行い, 多角形化現象を防止できる新たな加工工具を開発しています。 これらの工具を用いることで,非常に高精度の加工が実現できることを実験により検証するとともに, 特許も取得しています。