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自励振動を抑制するためには様々な対策がありますが, 対策を施した際に,自励振動は消滅してしまうため, 対策がどの程度効いているのかを定量化するのが困難です。 図は,BTA深穴加工時に自励振動が発生した際の, ワーク回転に対する振動の位相差を示したものです。 自励振動が発生すると,位相が直線上に変化することがわかります。 本研究では,機械加工に限らず,様々な自励振動系に対して, この特性を利用した自励振動検出手法の開発と防止対策の定量化に関する研究を行っています。